U太@脚本家の日々(裏)

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新旧『恐怖の報酬』を見比べてみて

というわけで、オールナイトで見た
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー版『恐怖の報酬』(1953)と
リメイクされたウィリアム・フリードキン版『恐怖の報酬』(1977)【オリジナル完全版】
これが非常に興味深かったので、ちょっと書きます。

クルーゾー版は学生時代にテレビで見て爆睡し、内容は覚えていません。
フリードキン版は未見で、昔から失敗作と聞いていました。
今回、先にフリードキン版を見て、なかなか面白いと感じました。
しかし、やっぱりクルーゾー版のほうが、圧倒的に上。

リメイクとしては、正しいやり方だと思います。
同じ展開で、微妙に味付けが違ったり。
フリードキン版で思うのは、説明しないこと。
だから、よく分からない。
たとえば、フランス人の冒頭のエピソードなど。
クルーゾー版は町の状況など簡潔に一気に説明。

そして、登場人物全員が深刻で暗いフリードキン版に比べて、
クルーゾー版にはユーモアがある。
喜怒哀楽の高低差がある。
登場人物の描き分けが、4人以外にもあって、みんな、ユニーク。
サスペンスもアクションもクルーゾー版のほうが、ハラハラドキドキしました。

でも……両作とも、ドラマのスタート(油田火災)までが遅い。
これが結構しんどい。
特にフリードキン版の4人の過去なんて、いらないんじゃないかと。
クルーゾー版では、女が不要。
自分だったら、飛行機が到着するところから始めます。
それぞれの過去なんて、道中で分かればいいし、
いや、ほのめかす程度でいいんです。

……と書いてみましたが、
両方見るのがおすすめです。
脚色の勉強にもなります。
ちなみに、フリードキン版が2時間なのに対し、
クルーゾー版は2時間半。
なのに、クルーゾー版のほうが短く感じ、
オールナイトの3本目だったのに、一番興奮して見入りました。


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[ 2018/11/26 06:48 ] 娯楽・芸能・文化 | TB(-) | CM(-)






















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 名もなきシナリオライター高橋祐太です。
 2001年デビュー、映像化作品100本超。
 劇場映画・Vシネ・自主映画などの脚本を細々と執筆中です。
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