U太@脚本家の日々(裏)

シナリオライターの高橋祐太です!腰とギャラの低さでは負けません!商業~自主まで有償無償で執筆承ります
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 ↑短編小説『恋の仕返し ~Gift of Love~

9/28(日) 36歳、哀れな熟女

36歳のオバサン(オーバー30という意味ね)が起こした
こちらの事件。
「池袋のナンパ男刺し殺す」ネットで予告の女逮捕
「ナンパする男許せぬ」 ネット殺人予告の女逮捕

哀れですなあ。
顔写真が見つけられなかったので、
美人なのか、ブサイクなのか不明ですが、
いろんなことを想像してしまいます。
(以下、勝手に創作。)

 * * *

普段からまったく地味で、
男っ気どころか友達もいない暗い日々。
就職もできず(就職したけど辞めてしまった)、
アルバイトで肩身が狭い。
話し相手もいなくて、ネットに書き込むしかすることがない。
ストレスは溜まる一方。
そんな時にナンパしている男を発見。
しかし、自分には声をかけてもらえない……。

でもね、ブサイクで昔からモテないという人は、
早くから悟ってしまうのですよ(ワタクシのように)。
もうあきらめたと。
一人で生きていく覚悟はできている。
だから、自分がナンパされなくても当たり前だと思うし、
別世界のことと割り切って頭にも来ない。

 * * *

となると、この女性はかつて美人でモテモテだった。
恋人もいた。
しかし、男は若い女に走った。
会社やプライベートでも、
チヤホヤされるのは年下の子ばかりに行くようになった。

気がつくと、自分はもう36歳。
40は目の前だ。
一生懸命若作りしても、限界がある。
転がり落ちるように、老いてどんどん崩れていく。
しかも、フリーター。
結婚して養ってもらう生活を夢見ていたのに。
老後はどうしよう。
一人で生きていくのが怖い。

焦る、苛立つ、寂しい、精神的に不安定になる。
そして、若い子にはナンパしているのに、
自分は無視され……。

 * * *

オバサンを見るたびに、可哀相に思えてしまう。
花の命は短い。


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[ 2008/09/28 06:04 ] U太のたわごと | TB(0) | CM(0)
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(講談社NOVEL DAYS課題文学賞優秀賞)
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プロフィール

U太@脚本家

Author:U太@脚本家
↑『【短編アンソロジー】去りゆく影たち

名もなきシナリオライター高橋祐太です。
2001年デビュー。
劇場映画・Vシネ・自主映画などの脚本を執筆中。
音声台本、戯曲、小説も。
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